熊本工業が22回目の夏制覇となりました103回全国高校野球選手権熊本大会 。
第101回、第103回と2期連続優勝です。
※第102回大会はコロナの影響で中止
熊本工業高校
22回目の夏大会優勝を勝ち取った 熊本工業
部員数は100名を超える、県内屈指の野球強豪校ではありますが、私立高校が上位成績を残す時代の中で、毎年上位進出する県立工業高校は、全国的に見ても特別な存在です。
毎年夏大会に向けて、チーム状態を仕上げてくる熊本工業ではあったが、サヨナラ勝ちの準々決勝戦までは、思うような試合展開が出来なかった。
打線の繋がりが悪く、得点圏までランナーを進めるが、あと1本がでない試合が続いた。
準々決勝 八代工業戦では、エース 吉永粋眞(3年/175cm/72kg/合志中)が、
八代工業打線に掴まり降板、2番手 松波勲典(2年/172cm/70kg/長嶺中)も同点の10回表に、勢いの止まらない八代工業に5-4と逆転されてしまった。
球場全体が、スタンドの誰もが八代工業の勝ちを意識している中
劣勢な試合状況を一転させたのは、
1番 古閑健太郎(3年/177cm/70kg/鹿南中)
3番 宮田宗慶(3年/175cm/70kg/武蔵丘中)
5番 原田啓佑(3年/178cm/80kg/鹿南中)
6番 松下侑司(3年/174cm/79kg/穴生中)
追詰められた延長10回裏の同点打
延長11回裏サヨナラヒット
全て3年生が繋いだヒットであった。
勝利の瞬間、3年生メンバーが涙していた事が、苦しい試合を物語っている。
この苦しい試合を勝ち取った事で、熊工ナインに勢いが戻り準決勝 八代高校戦は13ー1の5回コールドで圧勝。
また、八代高校戦でスタメン起用された2番 前高翔太(2年/179cm/75cm/鹿南中)
2番ライトでのスタメン登録であったが、思いっきりの良いスイングで
鋭い当たりを連発(3塁打2本)今大会の得点力不足を解消する起爆剤となった。

苦しい展開をサヨナラ勝ちで手にした準々決勝、ラッキーボーイが誕生した準決勝
苦しみながらも、大会を通して強くなった熊工は、決勝戦こそ大差になりましたが、22回目の『夏の王者』を手にする事が出来たのです。
最後に、2年生ながら熊本工業 4番バッターとしてチーム盛り上げた
増見優吏(2年/174cm/72kg/桜山中)
1年生からベンチ入りし、1年秋大会では3番レフトとしてヒットを量産。
スイングスピードが速く、十分にボールを引き付けてからスイングする為、
きわどいコースの見極めもでき、四球を選ぶ事も多かった。
追い込まれると、コンパクトにスイングする事を意識している為
ボールに逆らわずに、逆方向にも強い打球を打てるアベレージヒッター。
今大会15打数 7安打 8打点と4番バッターとして十分な活躍(打率4割超)
決勝戦では逆転タイムリーを含む『3安打5打点』勝負所で力を発揮する所が素晴らしい。
甲子園という全国の舞台でも、活躍が期待出来る、熊本を代表するバッターです。
